2012年01月19日

北海道の温泉(3) オベリベリ温泉「水光園」

 オベリベリ温泉「水光園」

十勝平野の中心、帯広市内にある温泉です。値段は420円。

以前に二回、来たことがありますが、数年前の改築後は初めてです。
11時のオープン30分後に入ったのですが、既にたくさんの人で賑わっていました。大みそかだったということもあるのでしょうか。

施設は木のぬくもりがする、とても綺麗な建物でした。郊外型のスーパー銭湯を一回り小さくしたような感じです。露天風呂もありますが、厳寒の北海道では、外への扉から湯船に入るまでの数秒が大変です。

お湯はこの辺りに多いモール泉。茶色の湯です。そういえば、モール泉はこの十勝と金沢周辺でよく湧き出していると聞いたことがあるような気がします。自分にとっては特別珍しい感じはしないのですが、みなさんにとってはどうでしょうか。
[2011年12月31日]
  


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2012年01月18日

北海道の温泉(2) 層雲峡温泉「黒岳の湯」

 層雲峡温泉「黒岳の湯」

北海道の真ん中、大雪山系の麓にある層雲峡の温泉街の中にある共同浴場です。値段は600円。北海道上川町にあります。

大きな看板が出ていなかったので、温泉街をグルグルと少々迷った末にようやく到着しました。

二階にメインの石組の浴槽、三階に露天風呂とサウナがありました。まだ新しく、綺麗な建物でした。数名のお客さんがゆったりと過ごしていましたが、登山のシーズンにはたくさんの人で賑わいそうです。

個人的には今ひとつな感じでしたが、一般的には人気があるような気がします。
[2011年12月30日]
  


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2012年01月17日

北海道の温泉(1) 北村温泉「北村温泉ホテル」

今回は、旅の途中で入った温泉に関してです。
温泉・銭湯にはよく行きますので、記録的に残していけたらいいかなぁと考えています。専門家ではありませんので、温泉の詳細な分析などは出来ませんが、感じたことを素直に書き記していきたいと思います。

 北村温泉「北村温泉ホテル」

こちらが、北海道上陸後、最初に入った温泉「北村温泉ホテル」です。値段は500円。北海道岩見沢市(旧北村)にあります。
街は雪ですっぽりと覆われていました。

強塩泉ということで、とてもしょっぱい! 湯船で顔を洗っていると、すぐに口の中がしょっぱくなります。
食塩泉は、温泉に入っているという実感がすぐに湧きますので、気に入っています。

温泉内には話をしたりあいさつを交わしたりしている人たちが多く、地元の方々で賑わっていました。
近所にあれば、毎日通いたい温泉です。
[2011年12月29日]
  


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2012年01月15日

2012冬 北海道 車の旅 〈その3〉 [フェリーにて]

1月2日の深夜に、苫小牧から八戸行きのフェリーに乗船しました。

この時期のフェリーの難点の一つに、寝る場所の確保があります。二等寝台がなかったので、二等を選びました。案の定、乗船して客室を周りましたがどこも一杯! 船員さんに話をすると上にも二等がありますよ、との事で階段を上ると、展望室を臨時に開放しており、まだ空いたスペースがたくさんありました。

角に陣取って酒を飲んで上機嫌そうなおじさんに声を掛けて、隣のスペースを確保しました。
その内、このおじさんとの会話が始まりました。この方、何と福島の原発で働いたそうです。一日4時間、月に20日間の労働、どれくらいの期間働いたのかは聞き逃しましたが、浴びた放射線が基準に達したため、現在は、三陸地方でがれき処理に従事しているとの事でした。

月にもらっていた給料を聞いてビックリ、自分の薄給に換算すると、4~5か月分に相当するでしょうか。会社の業務命令で働いていたようなので、多いのかもしれません。
話題となっていたピンハネについて伺ってみると、ウチの会社はそんな事せんわ~、との事でした。

既に消灯時間を過ぎていたので、話しはお開きとしました。もっと色々な話を聞きたかったなぁ、と思いました。
こういった出会いも、旅の楽しみの一つです。

翌朝、目覚めるとすぐに下船の準備となったため、あっけなくお別れとなりました。

おじさんの健闘を、遠い空からお祈りしています。
[2012年1月2・3日]
  


Posted by こいったん at 20:07Comments(0)北海道 車の旅

2012年01月13日

2012冬 北海道 車の旅 〈その2〉 [秘境駅]

北海道の中心からやや北東の方角に白滝村(現遠軽町)という小さな村があります。ここには、一日数本の列車しか止まらない小駅がいくつかあることから、訪ねてみることにしました。

まずは、名前に魅かれて「旧白滝駅」を目指します。

国道沿いにホームがあり、すぐに見つかりました。国道といっても、車はたまにしか通りません。雪のため駅前までは行けそうにありませんでした。歩けば大丈夫でしょう。
小さな小屋は待合所でしょうか。

次は少し手前の「下白滝駅」です。

駅舎がぽつんと建っていました。なかなかの風情です。右の建物は廃屋で、窓ガラスは割れて、中が丸見えでした。生活の跡が残っていました。

左側手前には、大きな犬小屋のようなものがたくさん並んでいました。よく見ると、牛が入っていました。車が何台か止まっており、会社組織となっているようです。このため、駅周辺には人気が全くないといった雰囲気ではないのですが、人の住む家は見当たりませんでした。

駅舎に入ると時刻表がありました。朝に1本、午後に3本の列車だけが来るようです。

駅ノートが置いてあり、この駅を訪ねてきた人たちが書き置きを残していました。

山の方に向かい、白滝村の中心地を通り、次の駅が「上白滝駅」です。

この辺りには、数軒の人家がありました。駅舎の鄙びた感じは下白滝駅と似ています。
この駅には朝1本・夕方1本の1往復の列車しか止まらないようです。


ここからはさらに奥へと進み、以前「奥白滝駅」があった場所を目指します。
数年前に廃駅となっています。何でも、周囲に人が住まなくなって、廃駅になったとか。

車一台が通ったと思われるわだちが残っていたので、駅舎までたどり着くことが出来ました。一台の車が止まっており、他にも見学者か?と思いつつホームに出てみると、遠くで保線の方が作業をしていました。この方々の車のようでした。

駅があることからも、昔は周囲にそれなりに人が住んでいたと思うのですが‥今は一面、雪に覆われて、疎らに木が生えているだけでした。
[2011年12月30日]
  


Posted by こいったん at 21:43Comments(0)北海道 車の旅

2012年01月11日

2012冬 北海道 車の旅 〈その1〉 [美幸線]

29日の夕方、苫小牧東港に到着。さらに北に向かって車を走らせました。
日付がとっくに変わった深夜2時半頃、旭川と稚内の中間くらいの場所にある、道の駅びふかにて車中泊をしました。雪が降りしきっており、数時間寝ている間にも、数十㎝の雪が積もっていました。この辺りは、北海道の中でも、特に雪が多い地域です。

この美深(びふか)という町から「美幸線」という、かつて日本一の赤字ローカル線が走っていました。その終点だった仁宇布(にうぷ)という集落を、約20年ぶりに訪ねてみよう、という計画です。

激しく雪が降っており、また大量の雪が道路上に積もり、どこが道路なのか分からないくらいです。雪煙を巻き上げながら、車を走らせました。こんな天候の下でも、美深から仁宇布までの約20㎞の間に、2台も(しか?)車とすれ違いました。
上の写真が、終点だった仁宇布の集落です。雪で周囲の状況がよく分かりませんでしたが、数軒の家が残っているだけのようでした。駅のあった場所を散策したかったのですが、どこも雪に埋もれていて、車を止めれそうな場所が見つかりませんでした。

さらに奥へと進み、ようやく枝幸町に入りました。この辺り、全く人家は見当たりませんが、かつてオホーツク海側への鉄道線が建設され(工事中断で未開通)、遺構が残っている場所です。
途中1台の車とすれ違ってビックリしてしまいました。この道を走る車がいるとは‥(何か変ですね)
この頃には雪も小降りとなってきました。

その後、無事にオホーツク海沿いの国道に合流することが出来ました。
[2011年12月30日]
  


Posted by こいったん at 19:30Comments(0)北海道 車の旅